霊能者による公開鑑定

薬真寺先生 生まれて初めてのひと目惚れ。恋に奥手な私の願いは叶いますか?

草食系女子

これまで、数えるほどしか男の人を好きになったことがないという、自称“草食系女子”の雪枝さん(仮名)。そんな雪枝さんは、生まれて初めてひと目惚れをし、寝ても覚めても彼のことばかり考えてしまうといいます。彼女の強い想いは彼に届き、恋は叶うのか? 薬真寺先生に鑑定をお願いしてきました。


雪枝さん「市内のカフェで働いている彼にひと目惚れをしました。これまでの人生でそんな経験はなかったのですが、彼のルックスや声、笑った顔、歩き方、とにかく何から何まですべてに強く惹かれてしまったのです」

薬真寺先生「身長は175cmといったとこでしょうか。細身ではありますが筋肉は適度についている、いわゆる細マッチョの体型ですね。髪は短く、色は染めていない。スッと通った鼻筋に薄い唇、目は切れ長で笑うとさらに細くなりますね。繊細そうなルックスからは想像できない低音の声もまた、貴女にとって魅力的なのでしょうね」


雪枝さん「すごい……まるで、いま目の前に彼がいるかのような正確な描写……」

薬真寺先生「しかし彼は女性客からとても評判がよく、人気もあるので、もともと恋に奥手な貴女はよけい二の足を踏んでしまっている。そうですね?」


雪枝さん「おっしゃる通りです。私は見た目も普通で、何か特別な才能があるわけでもない、平凡な女。彼とじゃ釣り合わないのではないかと考え、話し掛ける勇気さえ持てません」

薬真寺先生「彼には現在、恋人がいませんね」


雪枝さん「本当ですか?」

薬真寺先生「ええ。彼はとても誠実な性格のため、軽い気持ちで女性と付き合うことができないのです。これまでも、よっぽど好きになった女性でないと恋愛に発展しませんでした。それに好きな女性のタイプというのがとても細かくあって、ハッキリしているのです」


雪枝さん「たとえば、彼はどのようなタイプの女性が好きなのでしょうか?」

薬真寺先生「まず派手な女性が嫌いで、どちらかというと地味なタイプを好む。身長は自分より10cm以上は低く、髪型はセミロングの黒髪がベスト、瞳は黒目が大きい方が好き。自分と同じように映画や音楽が好きで趣味が合うならばそれに越したことはない。こんなところです」


雪枝さん「それが本当だとしたら、私は彼の理想に近いかもしれません!」

薬真寺先生「ええ。彼は貴女の存在がとても気になっています。単にお客様のひとりとしてではなく、ひとりの女性として。貴女は彼が働くカフェを訪れたときは、いつも豆乳ロイヤルミルクティーを注文していますよね。実は彼が一番好きなメニューも同じなのです」


雪枝さん「先生はそんなことまで分かるのですか!? 先生の鑑定のおかげで少し彼の存在を身近に感じることができるようになりましたが、やっぱりまだ話し掛ける勇気、告白するだけの勇気がありません」

薬真寺先生「分かっています。しかし縁を自在に操ることができる私の霊能力をもってすれば、彼と貴女の縁を結ぶことができます。すなわち貴女の恋の願いを叶えることができるのです。これから縁結びという占術を行ないますので、貴女はいつものように彼のことを強く想ってください」


雪枝さん「は、はい」

薬真寺先生「(呪文のようなものを唱え始める)」


雪枝さん「……」

(それから数分後)

薬真寺先生「これで縁結びは終わりです。お2人の間の縁はとても強化されました。彼の魂に貴女の想いは届き、同時に貴女に対する彼の想いも同じように強いものとなったのです。近いうちに、できれば1週間以内にカフェに足を運んでごらんなさい。彼の方からアプローチしてきますよ」


雪枝さん「本当ですか!? でもこんなに何もかもを言い当ててしまう先生がそう予言されるのですから、信じます。今日は本当にありがとうございました」


(後日)
雪枝さん「薬真寺先生が予言されたとおり、彼から告白されて付き合うことになりました。願いが叶ってとっても幸せです!」

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