義妹にあらぬことを言いふらされて…!
人間関係の中でも親戚って一番厄介ですよね。旦那と結婚する時、私としては絶対避けたかったのですが、結局は完全同居になってしまいました。どこかにアパートを借りたくても当時の旦那の給料では、どうにもならなかったし、すでに私のお腹には子供がいたので私が働くわけにもいかなかったからです。旦那の仕事場は実家の近くでしたから、強く断る理由は何もなかったのです。旦那の実家は昔からの農家なので、完全同居とは言っても家としてはかなり広いですが、それでも昔の日本家屋なのでプライバシーなど無いに等しいんです。
最初は私も長男の嫁と覚悟を決めて家族の家事をこなし、農業の手伝いもし、身重ながらかいがいしく世話をやいていたのにも関わらず、なぜかだんだんと家族の中で私だけがのけ者になるような場面が多くなっていきました。義母や義父の態度はとてもよそよそしくなり、「最初は長男の嫁として厳しいながらも温かく迎え入れてくれたはずなのに、この違いは一体何なのだろう。釣った魚にえさをやらないとはこのことなのか」と妊娠中のせいもあってかひどく落ち込みました。
ある日近所を散歩していたところ、隣の家のおばあさんからこんなことを言われたんです。「あなた旦那さんの両親を大切にしなきゃだめよ。」私には訳がわかりませんでした。よくよく話を聞いてみると…同居している義妹が、私についてあることないことを周囲に触れ回っているようなのです。それは、家の中で私がいばりちらし、家事もせず居座っているだけだという内容。
畑仕事をしている時の人当たりのよさは外面だけで、家の中に入ると鬼嫁だというようなことを…同い年ということもあり、最初から家族の中で若い女性が増えることに不満を持っていた様子だった義妹。さらに私のおなかには初の内孫となる赤ちゃんもいて、関心がそちらに集まっているのがひどく面白くなかったようなのです。それまで良くしてくれた義父も義母も、結局は実の娘の言葉を信じ、私に腫れ物でも触るように対応しているのだと思うと悲しくて仕方がありませんでした。
旦那にそういう相談しても、妹がそんなことするはずがない、の一点張り。田舎のことですから、噂が回るのも早いんです。あっという間に私はその地域中で悪名高い鬼嫁というレッテルが貼られてしまいました。誰かに相談したくても実の両親はもう既に他界し、頼れるのは私のおばちゃんだけですが、私のことをとても心配してるおばあちゃんに余計な心労をかけたくありません。
八方塞がりになった私は、だめもとで電話占いをしてみることにしました。こんな田舎では、相談したくても実際の占いをやっている店舗に行くまではとても時間がかかるのです。誰にも知られることなく、電話で相談できる電話占いは当時の私にとっては最後の頼みの綱だったのです。相談した先は「電話占い法蓮」。事前にホームページで占い師の先生を調べ、霊感による透視能力に特に力を発揮する瑠璃菩薩霊能者を指名しようと思いました。
電話をかけた時はちょうど他の方との相談中でした。「後から折り返し電話をします」とオペレータの方から言われ緊張しながら待っていると、ついに瑠璃菩薩霊能者から着信が!恐る恐る電話に出てみると、とても優しい口調で「お体の具合はどうですか?お腹の赤ちゃんはお母さんのこと心配していますよ」って…!とても驚いてしまって言葉も出ませんでした。
それからはほとんど何の話もしない内に、親族関係で悩んでいること、そしてその解決策までわかりやすく丁寧に教えてくれたんです。私の境遇に心の底から共感してくれただけでなく、問題となっている義妹の件についても「少しだけあなたの心を妹さんに向けてあげると妹さんの心は治まり、問題は解決できますよ」との事でした。
そしてそれは本当にその通りだったんです。今では、それなりに同居というストレスはありますが、長男の嫁としてなるべく家族皆に気を配るように心がけ、家族全員となんとかうまくやっています。もうすぐ赤ちゃんも生まれることですし、今後も瑠璃菩薩霊能者の霊視によるアドバイス通り、家族に尽くしていきたいと思います。
岐阜県揖斐川町 小田佳織さん(29歳)