お客様の声

一昨年、元夫が再婚しました。私の娘がどんな風に扱われているのか心配になり……

元夫が再婚

離婚後、手許から離れていた子供と再び一緒に暮らすため、一迦先生のお知恵を拝借しました。おかげさまで現在は無事に一人娘を引き取ることができ、地元高校への編入手続きもすでに済ませました。先生にはどうしたら向こうが娘を手放してくれるのか、その心理的な駆け引きを指南していただいたのですが、実行に移したとたんまるで時間の歯車がぴったりと噛み合うように、それまで停滞していた状況が面白いくらいにスルスルと動き出しました。

話は一昨年、私の元夫が再婚したことに始まります。再婚相手は同じく離婚歴を持つ勤め先の同僚だそうで、ともに連れ子がいる同士での結婚でした。夫の元に引き取られていた、当時はまだ中学2年の娘から最初にこの話を聞かされた頃には、(たとえ義理の母親であろうとも、両親が揃って家庭が安定すれば、あの子の精神的な負担も軽減するのでは?)と勝手に希望的な観測を抱いていました。しかし現実には軽減どころか、その家が針のムシロのような状態と化してしまったようで、「家出を頻繁に繰り返している」と人づてに聞かされたのは、それからさらに半年後のことです。

とりあえず上京して、密かに娘と会いました。すっかり荒れた雰囲気になっており、茫然自失でした。「どうして私を放っておいたの!」と怒りをぶつけられながら、何とか詳しい話を聞き出したのですが、再婚相手の女というのが相当の曲者で、元夫がいない時間や場所を選んで、陰険な継子イジメを繰り返していたと分かりました。私はもう矢も楯もたまらず、とりあえず弁護士に相談したのですが、例えば肉体的な虐待などよほどの事由がなければ、今さら親権を奪うのは難しいだろうと突き放されました。

そんな時、ふと一迦先生のことを思い出しました。じつは元夫と離婚する際にも、先生には大変お世話になっていたのです。ですから、およそ5年振りの相談となりました。

「この男性、外面(そとづら)が異常に良いというか、病的なくらい世間の体裁を気にする人ですね。また、元奥様にこんなことを申し上げては失礼かもしれませんが、情がかなり薄いところもあります」「そうなんです。娘が可愛いんじゃなくて、離婚後も子供を引き取ってきちんと育てている、健気な父親を演じたいだけなんです」「それだったら、その性質を逆手に取りましょう!」

先生の作戦は、娘にわざと騒動を起こさせるというものでした。要するに黙っていないで目一杯、継母の横暴と戦え!と。しかも、その騒ぎが隣近所に筒抜けになるくらい派手にやれ、というわけです。

「幸い、娘さんはあなたに似て気丈な性格ですから、上手く演じられると思います」そう言われて迷いましたが、他に手立てもありません。そこで一か八か娘にやらせてみたところ、しばらくして元夫の方から「自分の手には負えないので、何とかならないか」と泣き付いてきたのです。

彼が自分の体裁を繕えるように、「継母との不仲が原因ではなく、実の母親がどうしてもと望むので長女を手放した」というストーリーも与えてやりました。するとすぐに申し出に食いつき、私は難なく娘を取り返すことができたというわけです。一迦先生、今回も助けていただき、ありがとうございました。

岩手県盛岡市 児玉柚美恵さん (42歳)

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